鮮新世から更新世の古海洋学 珪藻化石から読み解く環境変動
小泉 格:著
A5判 190ページ
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-066711-1 C3044
奥付の初版発行年月:2014年10月
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-066711-1 C3044
奥付の初版発行年月:2014年10月
内容紹介
氷期と間氷期が繰り返した過去500万年間における気候変動の変遷を,海底堆積物中の珪藻化石の解析結果を中心に解説する.前著『珪藻古海洋学——完新世の環境変動』で扱った過去1万3000年間からさらに遡る.地球温暖化など未来の環境予測のための貴重な基本文献.
目次
はじめに
第1章 古気候アーカイブとしての海底堆積物
1.1 ピストン・コアリング
1.2 パイロット・コアラー
1.3 ロング・ピストン・コアリング
1.4 発展型ピストン・コアリング
1.5 深海掘削計画による海底堆積物の研究
第2章 鮮新世温暖期
2.1 北西太平洋中緯度域における珪藻化石群集
2.2 珪藻温度指数(Td’値)によるSST(°C)の復元
2.3 珪藻群集の系統進化
2.4 珪藻生産
2.5 特徴的な珪藻化石2種の出現
2.6 熱帯サイクロンの発達と海流の風成循環
第3章 鮮新世