変革する思考
B7 212ページ 並製
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-7664-0815-7(4-7664-0815-2) C1012
奥付の初版発行年月:2000年07月 / 発売日:2000年07月上旬
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-7664-0815-7(4-7664-0815-2) C1012
奥付の初版発行年月:2000年07月 / 発売日:2000年07月上旬
内容紹介
後期ハイデガーの思想圏から出発して、東洋思想への深い洞察のうちに独自の思索の道を切り拓いた女性哲学者が、現代哲学の四つの焦点〈他者〉〈平和〉〈身体〉〈倫理〉をラディカルに検討した注目の論集。日本図書館協会選定図書
Ute Guzzoni(ウテ・グッツォーニ)
1934年ケルンに生まれる。ヘーゲル研究で哲学博士号取得。現在フライブルク大学教授。主な著書にWerden zu sich(1963)[ヘーゲル研究]、Grund und Allgemeinheit(1975)[アリストテレス研究]、現代哲学に関するものとしてIdentitat oder nicht(1981)等がある。
小松光彦(こまつ・みつひこ)
1942年哈爾浜に生まれる。慶應義塾大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程所定単位取得後退学。現在、慶應義塾大学文学部教授。倫理学専攻。著訳書:『現代倫理学の諸問題』(共著)慶應通信1978年、シェーラー著作集5『価値の転倒(下)』(共訳)白水社1977年等。
目次
変革する思考−思考と現実との関係についての批判的・存在論的論考
序論
・主観の批判
・戦争・哲学・平和
・誤解としての「物体と精神」
・倫理学への問いをめぐる考察
附録
・(講演)世界の感情について——「……そのとき世界は死すべき者たちの住まう家である」
訳者 あとがき