時有ってか尽きん
竹中淑子:著
四六判 280ページ 並製
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-7664-0850-8(4-7664-0850-0) C1095
奥付の初版発行年月:2001年04月
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-7664-0850-8(4-7664-0850-0) C1095
奥付の初版発行年月:2001年04月
内容紹介
イギリス・メキシコへの旅の思い出、戦争を体験する中での青春期の回想、そして父と祖父への追憶をみずみずしい感性で綴ったエッセイ集。過去と現在の「時」を交差させながら、歳月を見つめなおす心が映し出される。著者は慶應義塾大学経済学部教授(数学専攻)。
竹中淑子 たけなか・よしこ
慶應義塾大学経済学部教授(専攻/数学)。理学博士。1940年、福岡県生まれ。九州大学理学部数学科卒。大阪大学基礎工学部助手、慶應義塾大学工学部専任講師を経て、現職。著書に『グラフとブール代数』(共立出版)、『最適値問題』(培風館)、『線形代数的グラフ理論』(培風館)など。
目次
第一章 サバティカルのロンドン 一九九九年〜二〇〇〇年
ロンドンの花屋
メゾンラフィット
パリの天文台通り
雨のウィンブルドン
ロイヤル・アスコット競馬
チェルシーの赤レンガの家
チェルシーの散歩道
キングス・ロード
ユーロスター
テムズ河の船旅
ミレニアムのロンドン
ケンブリッジへの旅
ロンドンの夏のイベント
喜望峰に立つ
第二章 メキシコの旅 一九九三年
テオティワカンの遺跡
グァダラハラの別れ
第三章 時有ってか尽きん 一九九三年〜二〇〇〇年
暗闇の木蓮
最初の記憶
本の名残り
高尾の墓
あとがき