日本比較法研究所研究叢書 95
外国人の選挙権 ドイツの経験・日本の課題
長尾一紘:著
A5判 184ページ 上製
価格:2,530円 (消費税:230円)
ISBN978-4-8057-0594-0 C3332
奥付の初版発行年月:2014年03月 / 発売日:2014年03月下旬
価格:2,530円 (消費税:230円)
ISBN978-4-8057-0594-0 C3332
奥付の初版発行年月:2014年03月 / 発売日:2014年03月下旬
内容紹介
外国人の選挙権の問題がもっとも徹底的に議論された国はドイツです。違憲判決,憲法改正,そして外国人参政権の導入。本書において,70年代から現在までの,この問題をめぐるドイツの動きがフォローされています。この間,合憲・違憲をめぐって激しい論争が展開されてきました。本書において,それが丁寧に,そして公平に紹介されています。そして,ドイツと日本の異同に留意しつつ,日本のすすむべき道が呈示されます。本書の特質は,外国人参政権の導入を違憲とするところにあります。類書のほとんどが合憲論をとるなかで,本書の違憲論は注目に価します。
著者プロフィール
長尾一紘(ナガオカズヒロ)
中央大学名誉教授
上記内容は本書刊行時のものです。