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科学技術社会論の技法

科学技術社会論の技法

A5判 288ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-003204-9(4-13-003204-6) C300
奥付の初版発行年月:2005年11月

内容紹介

BSE,薬害エイズ,Winny事件——環境,食糧,医療,災害,情報など,様々な分野で科学/技術と社会との接点にある問題の調停が求められている現在,境界領域の問題を扱うSTSの役割は大きい.その具体的事例から方法論・思想までをまとめた,初のテキスト.


目次

I 事例分析
1 水俣病事例における行政とメディアの相互作用——杉山滋郎
2 イタイイタイ病問題解決にみる専門家と市民の役割——梶 雅範
3 もんじゅ訴訟からみた日本の原子力問題——小林傳司
4 薬害エイズ問題のSTS的分析にむけて——廣野喜幸
5 BSE/牛海綿状脳症/狂牛病にみる日本の食品問題——神里達博
6 遺伝子組換え食品規制のリスクガバナンス——平川秀幸
7 医療廃棄物をめぐる攻防——松原克志
8 地球温暖化問題と不確実性——宗像慎太郎・塚原東吾
9 最先端技術と法:Winny事件から——調麻佐志
II 解題:Advanced-Studiesのために——藤垣裕子
III アプローチの流れ
IV 用語解説
基礎文献/索引


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