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質的心理学講座3 社会と場所の経験

質的心理学講座
質的心理学講座3 社会と場所の経験

A5判 304ページ
価格:3,850円 (消費税:350円)
ISBN978-4-13-015123-8 C331
奥付の初版発行年月:2008年06月

内容紹介

商店街,祭礼から介護施設,そして政治の場,震災後の都市へ.生きる場をみつめ,語りのポリティクスを見すえ,場と生と記憶のかかわりを実践する知としての質的心理学のひろがりを表現する.


目次

序章 社会と場所の経験(サトウタツヤ・南 博文)
I 場の生成と紡ぎあう私の発生
1 山を舁いてみた博多(南 博文)
2 ならいとずらしの連環——那覇・新天地市場の形成と展開(石井宏典)
3 阪神・淡路大震災を記憶した〈場所〉(矢守克也)
II ポリティクス——力のせめぎ合いの現場へ
4 供述における語りとその外部——体験の共同化と「事実」をめぐって(山本登志哉)
5 日常的な差別や排除を読み解くということ(好井裕明)
6 地域活性化のアクションリサーチ(杉万俊夫)
III 現場と社会——抽象と捨象の間
7 場所を現象学すること——生きるという方法(阪本英二)
8 高齢者施設計画研究における“質”へのアプローチ——工学論文で示せること、示せないこと(三浦 研)
9 「社会と場所の経験」に向き合うためのサンプリング論再考(サトウタツヤ)


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