コレクション認知科学
神経回路網モデルとコネクショニズム
甘利 俊一:著
四六判 256ページ
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-13-015161-0 C331
奥付の初版発行年月:2008年01月
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-13-015161-0 C331
奥付の初版発行年月:2008年01月
内容紹介
情報機械としての脳に着目し,単純化した〝神経回路網モデル〟の動作原理からその本質を探る.脳のなかでの同時並列処理的な情報表現や計算方式の可能性と限界を,その基礎となる原理から丁寧に解説する.巻末には,【解題】脳科学がコネクショニズムに示唆するもの——20年の歳月を経て(甘利俊一)を新規収録.
目次
はしがき
1 脳とコンピュータ
2 ニューロン、基本素子、神経回路網
3 神経回路網による情報変換
4 対称結合の回路網のダイナミックス
5 連想記憶モデルのダイナミックス
6 ボルツマン機械
7 ニューロンの学習
8 多層の学習回路網
9 神経回路網の自己組織化
補稿 哲学における〈コネクショニズム〉(黒崎政男/東京女子大学教授)
*解題 脳科学がコネクショニズムに示唆するもの——20年の歳月を経て(甘利俊一)