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独立から南北戦争まで 1770年代−1850年代史料で読む アメリカ文化史2

史料で読む アメリカ文化史
史料で読む アメリカ文化史2 独立から南北戦争まで 1770年代−1850年代

A5判 386ページ
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-13-025042-9(4-13-025042-6) C332
奥付の初版発行年月:2005年10月

内容紹介

植民地が英国から独立し,13州からなる合衆国を形成していった18世紀後半からアメリカン・ルネッサンスを経,やがて南北戦争が勃発し,連邦が二分するかもしれぬ危機に瀕した19世紀半ばすぎまでの史料を取り上げる.

史料で読む アメリカ文化史【全5巻】


目次

概説 (荒このみ)
I アメリカ人の誕生
1 自由・平等・幸福の追求——13のアメリカ連合諸邦による全会一致の宣言(独立宣言)(斎藤 眞)
2 新しい人種・新しい原則——クレヴクール『アメリカ人農夫の手紙』(鈴木健次)
3 国民になる方法——1795年連邦帰化法(遠藤泰生)
4 スレイヴ・パワーからブラック・パワーへ——フレデリック・ダグラス「奴隷にとって7月4日とは何か?」(荒このみ)
5 女たちの独立宣言——セネカ・フォールズの意見書など(伊藤淑子)
6 連邦の探求——エイブラハム・リンカーンの演説と書簡(中野勝郎)

II 産業/経済/アメリカン・システム
1 農業立国と通商立国——トマス・ジェファソン『ヴァージニア覚書』,アレグザンダー・ハミルトン「製造業にかんする報告」(中野勝郎)
2 セルフメイドマンと労働運動——トマス・スキドモア『財産権に対する人間の権利』(安武秀岳)
3 蒸気船と商業共和国——「クラモント号の処女航海」(肥後本芳男)
4 捕鯨業は世界平和をもたらすか——ハーマン・メルヴィル『白鯨』(福士久夫)

III 改革/ユートピア/個人
1 個人主義の真髄——ラルフ・ウォルド・エマソンの「自己信頼」(鈴木健次)
2 信仰復興(リヴァイヴァル)——フィニー「宗教のリヴァイヴァルとは」(野村文子)
3 シンプル・ライフはアメリカの夢——ヘンリー・デイヴィッド・ソロー「歩くこと」(藤井かよ)
4 世界化する宗教共同体——モルモン教会創始者『ジョゼフ・スミスの日記』(平井康大)
5 女の知性・男の知性——マーガレット・フラー『19世紀の女性』(伊藤淑子)

IV アメリカン・インスティテュート
1 教育の主役は子ども——エイモス・ブロンソン・オルコット『子どもの教育における原理と方法についての所見』(伊藤淑子)
2 娘たちはみな「レディ」——フランシス・トロロップ『アメリカ人の風習』(荒このみ)
3 女にも貯金通帳を——ファニー・ファーン『ルース・ホール』など(荒このみ)
4 南部プランターの世界観——ジョージ・フィッツヒュー『南部社会論』(佐々木孝弘)
5 再び建設される植民地——「アメリカ植民協会」設立書など(荒このみ)

V コモンマンの暮らし
1 フロンティアの暮らしと政治風景——デイヴィッド・クロケット『テネシー州なるデイヴィッド・クロケットの生涯の物語』(亀井俊介)
2 ハ


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