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伝統都市2 権力とヘゲモニー

伝統都市
伝統都市2 権力とヘゲモニー

A5判 328ページ
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-025132-7 C3320
奥付の初版発行年月:2010年05月

内容紹介

多様な相貌を呈する都市の権力.国家としての都市,あるいは国家の領域支配の拠点としての都市,さらに主従関係や家など「私的」な社会レベルにみられるその存在を,さまざまな類型,位相における構造と,社会の秩序化をとらえることによって歴史的特質にせまる.


目次

序 都市の権力とヘゲモニー(吉田伸之)
I ひろげる
1 武士と都市(五味文彦)
2 都市法(塚田 孝)
3 革命前夜のベルリン(山根徹也)
II 考える
1 アテナイ民主政の警察と市民(橋場 弦)
2 君主制フィレンツェの都市改造(野口昌夫)
3 都市周縁の権力(高橋慎一朗)
4 解体される権力(横山百合子)
5 近代中国の租界(吉澤誠一郎)
III さぐる
1 バグダード——宗派街区騒乱と二重権力(清水和裕)
2 ペテルブルク——宮廷の絢爛と社会の喧騒(青島陽子)
3 長岡と蔵王——近世後期の地域間ネットワーク(武部愛子)
4 軍都金沢——権力による都市空間の再編(本康宏史)


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