大学出版部協会

 

文学と映画のあいだ

文学と映画のあいだ

A5判 244ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-083059-1 C1090
奥付の初版発行年月:2013年06月

内容紹介

読んだら観たくなる,観たら読みたくなる! 文学作品の映画化を切り口に,世界の名作をめぐりながら,文学と映画の相互関係について東大文学部の教授陣が縦横に語る.各章末には,さらなる表現の旅へといざなう文学&映画案内付.


目次

■文学と映画の「あいだ」を考える 文学から映画へ、映画から文学へ(野崎 歓)
■イギリス文学と映画 シェイクスピアと黒澤明映画の文化的可能性(大橋洋一)
■フランス文学と映画1 新しい「言語」を求めて(野崎 歓)
■フランス文学と映画2 〈さすらい〉の詩学——マルグリット・デュラス『トラック』を中心に(塚本昌則)
■ドイツ文学と映画 異郷にて——ラング『ニーベルンゲン』とストローブ=ユイレ『階級関係』(宮田眞治)
■ロシア文学と映画 アヴァンギャルドと古典の間の巨大な振幅
 ——ここでしか教えてもらえない、ロシア文芸映画を観る5つの効用(沼野充義)
■中国文学と映画 文化大革命を“活きる”——余華の小説『活きる』と張芸謀の映画『活きる』(藤井省三)
■アメリカ文学と映画1 世界は映画で出来ている(柴田元幸)
■アメリカ文学と映画2 ノワール小説とフィルム・ノワール(諏訪部浩一)
■ラテンアメリカ文学と映画 革命を批評する文学と映画(野谷文昭)


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。