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科学技術の暴力 (平和研究第48号)

科学技術の暴力 (平和研究第48号)

A5判 224ページ 並製
価格:2,420円 (消費税:220円)
ISBN978-4-657-18004-9 C1330
奥付の初版発行年月:2018年03月 / 発売日:2018年04月上旬
発行:早稲田大学出版部  
発売:早稲田大学出版部
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在庫あり

内容紹介

科学技術の功罪を問う。――
核の軍事利用、農薬などの科学技術、遺伝子組み換えなどの生物技術……。世界を進歩させた科学技術は驚くべき暴力性も示す。科学技術を暴力と平和の視点から考える。核廃絶運動国際キャンペーン(ICAN)ノーベル平和賞受賞記念スピーチ収録。


目次

巻頭言
科学技術を暴力と平和の視点から考えるために   戸田 清/湯浅正恵

●依頼論文
1「ミサイル防衛」の幻想と危険
  「核と宇宙の時代」の軍学共同への疑問   藤岡 惇
2 バイオ技術と環境・健康・企業支配   戸田 清/天笠啓祐
3 非人道的兵器としての劣化ウラン弾
   戦争と放射線被曝をめぐる生-政治   嘉指信雄
4 飢えのない平和な世界の構築を目指して
   化学者の立場から見た構造的暴力としての農薬問題を中心に   田坂興亜

●投稿論文
5 技術はエコロジー危機を克服するか
   理論としての「エコロジー的近代化」をめぐる考察   小野 一
6 難民条約締結前における日本の入国管理政策と在留特別許可   柏崎正憲
7 正当化される不処罰
   2000年以降の在日米性暴力に対する日本の司法処理   本山央子
8 出口戦略のディレンマ
   構築すべき平和の多様性がもたらす難題   中村長史

●ノーベル平和賞受賞記念スピーチ
核兵器禁止条約と市民運動の課題

日本平和学会の研究会活動   日本平和学会事務局

SUMMARY

編集後記   戸田 清/湯浅正恵

日本平和学会設立趣意書

日本平和学会第22期役員

日本平和学会会則


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