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現代会計論

現代会計論

B7 640ページ 並製
価格:5,060円 (消費税:460円)
ISBN978-4-7664-1206-2(4-7664-1206-0) C3033
奥付の初版発行年月:2005年12月 / 発売日:2005年12月上旬

内容紹介

現代の企業会計実践の全体像を整合性ある論理で説明した待望の本格的テキスト。
● 資本の運用活動と調達活動とを統合した企業資本等式説を提唱。
● 複式簿記機構の役割を重視し、仕訳を丹念に辿りながら論理を展開。
● 企業の資本貸与活動にも注目し、有価証券・貸付金から先物・スワップ・オプションなどのデリバディブ資産まで、整合性のある理論と処理方法を提示。
● オプション負債・建設助成金・退職給付引当金などの具体的処理の検討を通して、負債を資本の調達活動として統一的に説明。


笠井昭次(かさいしょうじ)
慶應義塾大学名誉教授、芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科教授
1973年慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程満期退学。72年同大学商学部助手、75年同大学助教授、87年同大学教授を経て、2004年より現職。92年から96年まで公認会計士第二次試験委員。

目次

第1部 会計(学)の基礎
 第1章 会計(学)の性格と領域
 第2章 会計の機能
 第3章 会計の構造
 第4章 測定規約の基本的考え方

第2部 価値生産活動の会計
 第5章 充用分資産の入張規約および損益計算規約の全体像
 第6章 実現主義の現実
 第7章 原価配分の諸相と特殊な支出の期間配分

第3部 資本貸与活動の会計
 第8章 派遣分資産に関する会計の全体像
 第9章 投機的利益の獲得を企図する資本貸与活動の会計
 第10章 定理の獲得を企図する資本貸与活動の会計
 第11章 デリバティブ資産の会計

第4部 資本の算段活動の会計
 第12章 負債処理の基本的原則
 第13章 負債性引当金
 終 章 現代会計の全体的性格


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