慶應義塾大学教養研究センター選書3
『ドラキュラ』からブンガク 血、のみならず、口のすべて
B7 104ページ 並製
価格:770円 (消費税:70円)
ISBN978-4-7664-1280-2(4-7664-1280-X) C0398
奥付の初版発行年月:2006年03月 / 発売日:2006年03月上旬
価格:770円 (消費税:70円)
ISBN978-4-7664-1280-2(4-7664-1280-X) C0398
奥付の初版発行年月:2006年03月 / 発売日:2006年03月上旬
内容紹介
『ドラキュラ』の中の興味をそそってやまない謎や矛盾に焦点を当て、大学生や一般読者に物語テキスト読解のコツを伝授する。「口」をキーワードにしたメディア・セクシュアリティ・帝国・大飢饉などの歴史。基礎作業として真理と物語の問題。多彩な要素が絡み合うなかを、領域横断的に読解する面白さとスキルを教える。
慶應義塾大学法学部教授。1958年生まれ。1990年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。慶應義塾大学法学部専任講師、助教授を経て、2000年より現職。1995年から97年まで、英国ウォリック大学留学。同大学Ph.D.。主要著書・訳書・論文に、『運動+(反)成長——身体医文化論II』(共編著、2003年)、『ロレンス文学鑑賞事典』(共編著、2002年)、‘The “Disembodied Voice” in Fin-de-si
目次
序
第1章 真理と物語
第2章 表の真理、口を通して裏の世界へ
——口と聴覚・音声メディア文化事情
第3章 セクシュアリティ
第4章 西と東の政治的裏表
——音声情報戦、そしてアイルランド大飢饉
あと書き
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