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災害応急住宅に関する経営工学的検討政策分析技法の展開

政策分析技法の展開 災害応急住宅に関する経営工学的検討

B7 246ページ
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-7664-1447-9 C3052
奥付の初版発行年月:2008年02月 / 発売日:2008年02月上旬

内容紹介

実践的な政策分析の新潮流。
災害住宅対策に対する政策分析活用法。
▼マーケティングリサーチの手法を用いて、災害後の応急住居支援に対する住民ニーズを多面的に分析。
▼計量経済学の手法とミクロシミュレーションを用いて、都市災害後の応急住居状況を予測する方法を提案。
▼仮設住宅の配分問題(住宅ニーズへの配慮と社会公正の同時達成)に対して、オペレーションズ・リサーチの手法を駆使して、新しい計画手法を提案。


佐藤慶一(さとう けいいち)
1978年生まれ。2001年、慶應義塾大学環境情報学部卒業。2004年、慶應義塾大学21世紀COEプログラム(日本・アジアにおける総合政策学先導拠点)研究員。2006年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。
現在、東京工業大学都市地震工学センター研究員、千葉商科大学講師(非常勤)。専門は、防災計画、政策分析。2007年度地域安全学会論文奨励賞。

目次

序章

第I部 ニーズ分析技法の展開
第1章 CVMによる家屋の耐震補強工事への支払い意思額の分析
第2章 仮説住宅潜在需要マーケティング調査
第3章 共分散構造分析による新潟県中越地震における仮設住宅住居住満足度調査

第II部 モデルシミュレーション技法の展開
第4章 GISを用いた応急住宅関連データの分布把握
第5章 非集計行動分析による応急住宅選択モデルの構築
第6章 ミクロモデルによる応急住宅推移シミュレーション

第III部 最適化技法の展開
第7章 AHPと多目的計画法による仮設住宅の配分計画手法の構築
第8章 構築手法による計画策定実験

終章 

付録A 調査票のサンプル
付録B R言語によるデータ分析の方法
付録C C言語によるミクロシミュレーションプログラミング
付録D AHPによる仮設住宅への選好度数の計量例
付録E NUOPTを用いた最適化演算

参考文献
索引


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