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隠された芭蕉

隠された芭蕉

四六判 264ページ
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-7664-2942-8 C0095
奥付の初版発行年月:2024年02月 / 発売日:2024年02月中旬
発行:慶應義塾大学出版会  
発売:慶應義塾大学出版会
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内容紹介

寂びることなく、未踏の旅へ

次代の新しい表現を切りひらく芭蕉論

芭蕉の俳句は、言葉で一つの世界を創り出そうする強靭な意思に満ちあふれている。
子規・虚子らの近代以降の俳句観によって、実作者や研究者に注目されてこなかった「隠された芭蕉」の表現方法に注目し、次代の新しい表現を切りひらく芭蕉論。

著者プロフィール

髙柳克弘(タカヤナギカツヒロ)

1980年、静岡県浜松市生れ。早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒、同大学院教育学研究科で堀切実のもと松尾芭蕉を研究し、修士修了。2002年俳句結社「鷹」に入会し、藤田湘子に師事。藤田湘子死去により、05年より「鷹」編集長。04年「息吹」で第19回俳句研究賞を最年少で受賞、08年『凛然たる青春』で俳人協会評論新人賞受賞、10年句集『未踏』で田中裕明賞受賞、22年『そらのことばが降ってくる:保健室の俳句会』で小学館児童出版文化賞受賞、23年句集『涼しき無』で俳人協会新人賞受賞。
著書に、『芭蕉の一句』(ふらんす堂、2008)、『芭蕉と歩く「おくのほそ道」ノート』(角川学芸出版、2012)、『名句徹底鑑賞ドリル』(NHK出版、2017)、『蕉門の一句』(ふらんす堂、2019)、『究極の俳句』(中公選書118、2021)、『添削でつかむ!俳句の極意』(NHK出版、2023)、小説に『そらのことばが降ってくる:保健室の俳句会』(ポプラ社、2021)、句集に『未踏』(ふらんす堂、2009)、『寒林』(ふらんす堂、2016)、『涼しき無』(ふらんす堂、2022)等がある。

上記内容は本書刊行時のものです。


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