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ドイツ社会民主党とカウツキー

ドイツ社会民主党とカウツキー

A5判 398ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-8329-5151-8(4-8329-5151-3) C3031
奥付の初版発行年月:1981年01月 / 発売日:1981年01月下旬

内容紹介

第二帝政末期からヴァイマル共和国解体に至るSPD指導層の政治路線を克明に追跡した労作.カウツキーを中心としたSPDの戦略・戦術論の変遷を客観的にとらえ,ドイツ社会民主主義の「負の伝統」と積極的可能性の双方に焦点をあて,その全面的で正確な像を提示する.

著者プロフィール

山本佐門(ヤマモト サモン)

北海学園大学法学部教授.法学博士.
主要著書:
国民国家の分裂と統合 (共著,北樹出版,1988)
地域からの政治学 (共著,窓社,1991)
民主主義の政治学 (北樹出版,1992)
ドイツ社会民主党日常活動史 (北海道大学図書刊行会,1995)

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第 1章  エンゲルスのビスマルク帝国論
第 2章  1890年代のドイツ社会民主党指導層とカウツキー
第 3章  修正主義論争以後のドイツ社会民主党指導層とカウツキー
第 4章  ドイツ社会民主党における中央派路線の形成と変質
第 5章  第一次大戦下におけるドイツ社会民主党左派,K・リープクネヒト
第 6章  戦間期のカウツキー—その
ボリシェビズム・ファシズム観を中心に
第 7章  ヴァイマル共和国末期のドイツ社会民主党指導路線の基本的性格
第 8章  ヴァイマル共和国の崩壊と社会民主主義者の反省—J・レーバーの場合


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