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一般利潤率の傾向的低下の法則

札幌学院大学選書 6
一般利潤率の傾向的低下の法則

A5判 298ページ
価格:7,700円 (消費税:700円)
ISBN978-4-8329-5881-4(4-8329-5881-X) C3033
奥付の初版発行年月:1997年12月 / 発売日:1997年12月下旬

内容紹介

生産力の発展に伴う生産物の単位価値の変化と一般利潤率の変化との関係を明確にすること, またそこでの矛盾の発展をどうとらえるかということを一貫した基軸として,マルクスの「一般利潤率の傾向的低下の法則」をめぐる論争をトレースする.

著者プロフィール

平石 修(ヒライシ オサム)

札幌学院大学経済学部教授
主要著書:
価値と生産価格(秋桜社,1996)

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第 1章  問題の提起者の理論—マハエル・フォン・ツガン-バラノウスキーの理論
第 2章  基本理論の設定者の理論—置塩信雄氏の理論
第 3章  部門間の不均等発展による批判者の理論—松石勝彦氏の理論
第 4章  特別剰余価値の取得と消失による批判者の理論—松尾純氏の理論
第 5章  多部門分析による批判者の理論—松橋透氏の理論
第 6章  固定資本の導入による批判者の理論—富塚良三氏の理論
第 7章  結合生産の導入による批判者の理論—ネリ・サルヴァドリ氏の理論


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