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清代内河水運史の研究

関西大学東西学術研究所研究叢刊30
清代内河水運史の研究

B5判 408ページ 上製
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-87354-467-0 C3022
奥付の初版発行年月:2009年02月 / 発売日:2009年02月上旬

内容紹介

 中国では古くから内陸の水運を利用した交通運輸業が発展してきた。しかしその具体的実態はこれまで解明されてこなかった。本書は17世紀から20世紀初頭の清朝中国における主として大運河と長江などにおける水運を中心に帆船航運の実情を述べるものである。さらに資料として18世紀初めの帆船図等も掲載している。


目次

【口絵】 中国内河航行の帆船
序  
序説  
序章
第1編 明清時代の水運
 第1章 明代における江南の水運のついて
 第2章 明清時代における長江水運について  
 第3章 清初の榷関について  
 第4章 18世紀中国の沿海と長江の航運
第2編 清代大運河の航運
 第1章 清代大運河の航運について  
 第2章 清代江南・江北内河における行舟航運  
 第3章 清代の揚州関について  
 第4章 清代蘇州の水運について
第3編 清代長江水系の航運
 第1章 清代における蕪湖市場と民船  
 第2章 清代九江常関と民船の航行  
 第3章 清代漢口の民船業について  
 第4章 清代四川の民船航運業について
第4編 清代内河水運の諸相 
 第1章 清代湖南の水運  
 第2章 清代福建輸出茶葉の一集荷地・江西河口鎮:水運と陸運の接点  
 第3章 清代内河水運における河賊・湖賊・江賊 
 終章 清代内河水運による旅人と物流
【資料編】  【初出一覧】  【中文提要】  【跋文】  【事項索引】


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