西洋古典叢書G082
書簡集１
四六判変型 682ページ 上製
価格：5,500円 (消費税：500円)
ISBN978-4-87698-290-5 C1398
奥付の初版発行年月：2013年12月
価格：5,500円 (消費税：500円)
ISBN978-4-87698-290-5 C1398
奥付の初版発行年月：2013年12月
内容紹介
リバニオスは後４世紀のローマ帝政後期にシリアで活躍したギリシア人修辞学教師。とりわけ古典期の弁論家デモステネスへの精通によって名声を博した。彼が生活の中で書きつづった実務的な書簡の現存数は古代ギリシア・ローマの著作家の中でも最大級のもの。その集成を、現代西洋諸語にも例のない全訳でお届けする。本邦初訳。（全３冊）
著者プロフィール
田中 創（タナカ ハジメ）
東京大学大学院総合文化研究科講師
1979年 東京都生まれ
2010年 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了
主要論文
「古代末期における公的教師の社会的役割──リバニオス書簡集の分析から」『史學雜誌』117編2号（2008年）、159-190頁
目次
「小集成」第一部（書簡一―一七）
Baroccianus gr. 50, f.369（書簡一八）
「小集成」第二部第一巻（書簡一九―九六）
「小集成」第二部第二巻（書簡九七―二〇二）
「小集成」第二部第三巻（書簡二〇三―三一〇）
「小集成」第二部第四巻（書簡三一一―三八九）
「小集成」第二部第五巻（書簡三九〇―四九三）
「小集成」第二部第六巻（書簡四九四―五四九）