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低出生体重児の母親に関する臨床心理学的研究

低出生体重児の母親に関する臨床心理学的研究

A5判 200ページ 上製
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-88125-192-8 C3011
奥付の初版発行年月:2007年02月

内容紹介

低出生体重児を生んだ産褥期の母親は、その産まれてきた子供に対して様々な不安を抱く。その不安心理を因子項目別や、時間変遷に応じた変化を軸に考察している。付録には低出生体重児の、現在の医療における取り扱われ方などを概観している。そして心理臨床家の支援における視点と対応を提示する。

著者プロフィール

井上 美鈴(イノウエ ミスズ)

1973年 秋田県能代市に生まれる。
1997年 東京都立大学人文学部心理・教育学科心理学専攻卒業。
1999年 専修大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。
2005年 専修大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得退学。
2006年 博士(心理学)取得
主な論文
「低出生体重児とその母親の不安 ― 客観的指標(母親の体験段階チェックリスト)による検討から」『日本新生児学会雑誌』38巻,2002年。「乳幼児-養育者の関係性の総合的評価法について」『児童青年精神医学とその近接領域』44巻,2003。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

第1章 問題と目的
第2章 調査研究による低出生体重児の母親の不安の検討
    ―正常成熟児の母親との比較研究―
第3章 事例研究による低出生体重児の母親の不安の検討
第4章 総合考察
第5章 付録1 低出生体重児
第6章 付録2 アンケート調査の内容
第7章 付録3 アンケート結果の詳細データ





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