「明るく」「楽しく」「一生懸命」大学のために仕事ができるように。
　国立大学法人化後の管理運営や経営を支えていくためには、幅広い知識と志の高い意識を持った専門職としての事務職員が求められている。そのためには、「事なかれ」「前例踏襲」「規則万能」「年功序列」のような主義主張を改め、意欲・識見・能力ともに高い専門職集団に成長させることが必要である。弘前大学は、平成16年度の法人化を契機に事務改善・改革を行ってきており、その一環として、弘前大学の職員が初心者向けに本書を執筆した。改革は、意識改革に始まり意識改革で終わると言われている。まず、本書を読んで基礎的な業務内容を理解し、知識として身につけて、業務執行上の非効率・不適切なシステムを改善するための一助として活用してほしい。