WEB大学出版第56号をお届けします
ご一読下さい



《 特 集 》

大学出版部の機能・再考


 大学出版部協会に加盟している大学出版部は2003年の3月現在26。そのうちのどれ一つとして、同じもの、似ているものはないと言っていいでしょう。それぞれの大学に建学の精神があるように、それぞれの大学出版部は、大学ごとに異なる期待を背負って設立されています。しかし、その大学本体が激変しているいま、大学出版部もまた、大学に対して改めて己れの機能、存在意義を提案する必要が生じてくるかもしれません。
 本特集では“大学出版部協会のありかたの歴史的な展開”“メディア史的な視点からみた大学出版部”から、大学出版部がいままで何を担ってきたかを歴史的にとらえなおしつつ、一方で“いま大学が大学出版部に求めるものはなにか”、そして“英文出版による世界への情報発信の可能性”という切り口から、大学出版部の今後のありようを考える糸口を探ってみたいと思います。







《 INDEX 》
*ご覧になりたい項目をクリックして下さい*


  〈フォトグラファーの四季 春〉
 *1/8秒との出会い:堀口 守


  〈 特 集 1〉
 *大学出版部協会の歴史的展開:渡辺 勲


  〈 特 集 2〉
 *メディアとしての「二十世紀大学出版部」:長谷川 一


  〈 特 集 3〉
 *大学の知的財産を社会に還元する出版活動:小林哲夫


  〈 特 集 4〉
 *「集約点」としての英文出版
   ――我々は存在意義を示せるか:鈴木哲也


  〈 科学する目 9〉
 *住居の変化と家庭害虫:青木淳一


  〈 歩く・見る・聞く知のネットワーク 28 〉
 *日本民藝館:村山夏子


 *大学出版部ニュース

  〈 AJUPオピニオン 〉
 *大学出版人/HITEはどこへ/東京国際BF/新しい一角



HOME