WEB大学出版第57号をお届けします
ご一読下さい
《 特 集 》
東アジアの比較出版文化
日本の出版が「いまあるような出版」となって、どのくらい経つのでしょうか。電算植字となって20年、西欧をモデルとした出版では百数十年、紙を束ねた書籍形態の大量流通は近世から、など、出版の歴史を遡り、またそれを近隣諸国と比較してみたとき、「出版」という形態は、私たちがふだん考えている以上に変化を繰り返してきたことがわかります。
「出版産業の行き詰まり」がささやかれ、現在とは違う出版モデルの構築が急務とされる昨今、「かつていまとは別であったし、これからも別でありうる」出版のすがたの一端を、伝統中国の出版の先進性とその限界から、また高い自律性をもち「地方出版」ではくくれない高度な展開をみせた近世の九州から、日本とよく似ているようで微妙な差異をもつ韓国の大学出版から、垣間見てみたいと思います。
《 INDEX 》
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〈フォトグラファーの四季 夏〉
*Help me! 自由を求めて:堀口 守
〈 特 集 1〉
*伝統中国における出版文化:井上 進
〈 特 集 2〉
*近世九州の出版文化:中野三敏
〈 特 集 3〉
*韓国の大学出版部は今どこに立っているか:朱 弘均
〈 特 集 4〉
*明日の日本大学出版部協会:渡辺 勲
〈 科学する目 10〉
*都市の生き物たち:青木淳一
〈 歩く・見る・聞く知のネットワーク 30 〉
*国際子ども図書館:松崎真理
*大学出版部ニュース
〈 AJUPオピニオン 〉
*新生国際部会のテーマと取り組みかた/電子部会のめざすこと/関西支部の発足/成り行きにまかせて
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