WEB大学出版第64号をお届けします
ご一読下さい



《 特 集 》

知のネットワークにおける図書館の機能


 特集のテーマとして「図書館」を取り上げたいという希望は、『大学出版』の編集会議では何年も前から議論されてきたものであるが、ようやく今号において具体的な企画として実現した。
 「情報の収集・蓄積」と「情報の流通・提供」が近・現代の図書館の二大機能であることは論を俟たないだろう。特に近年はIT化やグローバリゼーション、専門化などにより、「収集・蓄積対象の拡大」と「流通・提供方法の多様化」が進んでいる。
 これら図書館の機能強化の流れの中、学術出版社はいかに図書館と向き合うのかが問われている。少なくとも、図書館を単なる書籍の販売先と考えているのなら、その学術出版社の未来は暗い。







《 INDEX 》
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  〈ペーパークラフトの四季−春〉
 *動くペーパークラフトとの出会い:畑野光男


  〈 特 集 1〉
 *学術情報と国立国会図書館:村山隆雄


  〈 特 集 2〉
 *大学出版部と大学図書館:赤澤久弥


  〈 特 集 3〉
 *大学図書館におけるサブジェクト・ライブラリアン:呑海沙織


 *「第六回モスクワ国際ノン/フィクションブックフェア」 :中村晃司
   派遣報告(前編)


 *近未来の実現可能な構想         :渡邊 勲
   ――日本大学出版部協会の法人化と事務所作りについて


  〈 歩く・見る・聞く 知のネットワーク 37 〉
 *ルイス・キャロルの初版本:川並弘純


 *大学出版部ニュース

  〈部会だより〉
 *電子部会:学術情報の電子化


  〈関西支部だより〉
 *大阪大学附属図書館所蔵 懐徳堂文庫――関西の文庫 2




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