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◎日時:2019年11月29日(金)18:30~20:30(18:10開場)
◎会場:京都大学文学部新館2階第6講義室
本部・西部構内マップ[8]
つい現代の価値観で過去を見てしまう私たちは歴史観を固定的に語りがちですが,しかし一つの「モノ」がみつかっただけでその認識が塗り替えられる-こうした経験もまた私たちは何度も味わっています。
私たちの固定概念がくつがえされるとき,常識を揺さぶるある種神秘的なロマンと人の豊かな営みを感じます。考古学はモノを見つめモノから歴史を問い直す学問です。その来歴に耳を傾けると,埋もれていた驚くべき歴史が姿を現します。歴史観そのものが問われるいま,もういちどモノに耳を傾け,私たちがどう生きてきたのか,どれほど深い交わりを人は営んできたのかに思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
今回の「京都de冬の大学トーク」は考古の宝庫でもある京都の地から,考古学がいかに世界の歴史を紡ぎつないできたのかを考えたいと思います。同時代のつながりが私たちの想像を超えて広がりゆく様を,若き研究者の二人が描き出します。
◎演 題:
講演1:考古学がくつがえすガンダーラ美術の常識
内記理(京都大学文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター 助教)
講演2:古墳時代の金工職人はどこからやってきたのか
金宇大(滋賀県立大学人間文化学部准教授)
コメント:「世界」をつなぐ考古学
吉井秀夫(京都大学文学研究科教授)
■ 参加費:無料
■ 定 員:80名(要事前申込)
■ お申し込みは下記よりお願いいたします。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/social/events_news/office/soumu/shogai/event/2019/191128_1400.html
■ お問い合わせ先:
一般社団法人京都大学学術出版会シンポジウム掛
電話075-761-6182 FAX075-761-6190
Email sympo@kyoto-up.or.jp
主催 京都大学,京都大学学術出版会,文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター
後援 読売新聞社・活字文化推進会議