※本イベントは終了いたしました。
◎日時:2015年10月17日(土)13:30~16:30(開場13時)
◎会場:京都大学東京オフィス JR品川駅港南口徒歩2分
マイノリティや障害者,外国人への排他的な言動が,この10年来,インターネット上のみならず,公然と路上で叫ばれるのは大変心痛む状況です。しかし,生物としてのヒトという観点に立った場合,こうした問題はもともと非常に危うい基盤の上にあります。生物学的な知見に基づけば,ヒトは,もともと偏見や差別意識を持ちやすい心を持っているからです。このことは,昨今の心痛む状況も,この時代の特別の動きというよりはどの時代にあっても共通な事柄であり,それを乗り越えるには,単に「偏見や差別はいけない」と教えるだけでない努力と工夫が要ることを教えてくれます。心理学,障害学,社会学の第一線で研究・活動してきた研究者が,最新の研究に基づいて活発に議論することで,実践的な方策を探っていきます。
◎演 題:
冒頭挨拶・・・・・・山極寿一(京都大学総長)
見えない偏見 ――障害者を取り巻く問題に現れる心の働き
栗田季佳(三重大学教育学部専任講師)
バリアフリーという挑戦 ――「社会を変える」ことは可能か
星加良司(東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター専任講師)
「生きることを調べる」を生きるとは
岡原正幸(慶應義塾大学文学部教授)
討論:対立を乗り越える大学の挑戦
■ 参加費:無料(要事前申込)
■ 定 員:100名
■ お問い合わせ・申込先:
一般社団法人京都大学学術出版会シンポジウム掛
電話075-761-6182 FAX075-761-6190
Email sympo@kyoto-up.or.jp (件名に「大学トーク参加」とご明記ください)
※お申込みの際には,お名前,ふりがな,年齢,職業・学年,電話,Emailアドレスをお伝えください。
お申込が多数の場合,抽選を行います。原則として10月9日までに登録いただいたメールアドレスに抽選結果をお送りいたします。10月9日を過ぎてもメールが届かない場合は,誠にお手数ですが,事務局までご連絡下さい。
主催 京都大学,京都大学学術出版会,東京大学出版会,慶應義塾大学出版会
大学出版部協会,活字文化推進会議
後援 読売新聞社・読売教育ネットワーク