2004年度の国立大学の法人化を契機として、国・公立大学の出版部設立の動向が活発化することは予測されていたが、「有限責任中間法人大学出版部協会」の設立が、大学出版部連絡会や新設の大学出版部にとって大きな求心力となっているのであろう。 2年〜3年後には、大学出版部協会の加盟校は35を越えることが予想される。 大学出版という魅力に満ちた世界の扉を開けようとしている多くの大学に対して、「有限責任中間法人大学出版部協会」はどこまで責任ある対応ができるか、法人化したわれわれの課題は大きい。
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