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基礎から発展までみんなのFortran

みんなのFortran 基礎から発展まで

A5判 244ページ 並製
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-8158-1087-0 C3004
奥付の初版発行年月:2022年04月 / 発売日:2022年05月上旬

内容紹介

プログラミング言語Fortranは、現代的な進歩を遂げながら、過去の膨大なライブラリも利用できるという利点を持つ。本書はコンピュータ操作の初歩から始め、並列計算・C言語との連携など、最新の規格も含めて解説する。初心者から第一線の科学者・エンジニアまで役立つ一冊。


目次

まえがき

第1章 プログラミングを始める前に
1-1 計算機とプログラミング
1-2 プログラミング言語
1-3 プログラムの編集とコンパイル・実行

第2章 Fortranプログラムの基本構造と簡単な例
2-1 簡単なプログラミング
2-2 プログラミングで用いる基本文字セット
2-3 Fortranプログラムの基本構造
2-4 定数,変数および型と型宣言
2-5 変数への代入
2-6 算術演算
2-7 組み込み関数

第3章 データの入出力
3-1 read文とprint文
3-2 open文とclose文
3-3 ファイル入出力用のread文とwrite文
3-4 編集記述子

第4章 条件式と繰り返し制御
4-1 do文の基本構造
4-2 exit文,cycle文,goto文
4-3 条件式
4-4 if文の基本構造
4-5 do while文の基本構造
4-6 select case文の基本構造
4-7 繰り返し制御を含まないdo文
4-8 block文の基本構造

第5章 配列
5-1 配列の宣言
5-2 個数が不明なデータの外部ファイルからの読み込み
5-3 配列に対する演算
5-4 連立一次方程式のガウスの消去法による計算
5-5 配列の組み込み関数
5-6 forall文の基本構造
5-7 where文の基本構造
5-8 配列の動的割り付け
5-9 配列の動的割り付けを使った例
5-10 文字型変数の動的割り付け

第6章 関数とサブルーチン
6-1 関数
6-2 サブルーチン
6-3 再帰呼び出し
6-4 配列を引数にする方法
6-5 オプショナル引数
6-6 キーワード引数
6-7 関数を引数にする方法

第7章 派生型とポインタ
7-1 新しい型の定義
7-2 ポインタ

第8章 モジュール
8-1 モジュールとは
8-2 モジュールを用いたプログラムのコンパイル・リンク
8-3 モジュールやサブルーチンを別々のファイルで定義した例

第9章 Coarrayによる並列計算
9-1 Coarrayとは
9-2 Coarrayを用いた計算の実例

第10章 C言語プログラムとの共用
10-1 C言語とFortranのプログラムの結合
10-2 FortranとC言語間の相互呼び出しプログラムの例

付録A 組み込み関数と組み込みモジュール
付録B Makefileを用いたプログラムのビルド
付録C ライブラリの作成と利用

参考文献
索引


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