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予後告知と向き合う家族のためにがん医療における意思決定支援

がん医療における意思決定支援 予後告知と向き合う家族のために

A5判 216ページ
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-016117-6 C3011
奥付の初版発行年月:2014年02月

内容紹介

がん患者の遺族への丁寧な心理学的調査研究を重ね,予後告知の実態を把握.家族に対する告知方法の改善,患者への告知方法を検討する際の意思決定支援,告知後の家族・患者双方への支援を軸に,納得感を高める支援ツール(家族用・医療者用)を提案する.


目次

はじめに 
序 章 がんと心理学
第1部 予後告知をめぐる日本の実情
第1章 海外および日本における予後告知の現状
がん告知の動向/予後告知の動向/日本特有の告知をめぐる問題
第2章 日本における告知の実態
遺族の視点から見た予後告知の実態データの収集と分析/データから見える予後告知の実態/データから見える予後告知に対する遺族の評価/予後告知に際する意思決定支援に求められること
第3章 家族に対する望ましい予後告知のあり方
悪い知らせの「伝え方」に関する研究の動向/予後の伝え方と遺族の評価との関連に関するデータの収集と分析/データから見える「望ましい」予後の伝え方
第4章 予後告知にともなう遺族の体験
意思決定後の遺族の体験に関するデータの収集と分析/データから見る予後告知が遺族にもたらす体験/データから見える意思決定支援への示唆  
第2部 意思決定の過程を支える支援ツールの開発
第5章 医療における意思決定支援
第6章 家族用意思決定リーフレットの開発
リーフレットの作成/使用方法に関する評価データの収集と分析/内容に関する評価/使用方法に関する評価
第7章 医療者用マニュアルの開発
マニュアルの作成/使用方法に関する評価データの収集と分析/内容に関する評価/使用方法に関する評価
第3部 今後の発展に向けて
第8章 小児がん領域への発展的応用に向けて
小児領域特有の課題と現状/告知および意思決定に関する支援ニーズの収集と分析/データから見える小児がん領域における意思決定支援の意義
第9章 がん医療における意思決定支援のあり方
一連の研究から得られた示唆/がん医療における意思決定支援への本書の貢献/研究と実践の今後の発展に向けて
あとがき 
附録(家族用リーフレット/医療用マニュアル)


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