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戦前日本の政党内閣と官僚制

戦前日本の政党内閣と官僚制

A5判 280ページ
価格:6,160円 (消費税:560円)
ISBN978-4-13-026236-1 C3021
奥付の初版発行年月:2014年02月

内容紹介

政党内閣の限界は何だったのか.これまで政党・官僚間の対立と協調の枠組で論じられてきた戦前日本の政治構造に対し,本書は,官僚らの直の言葉からその内部での分裂に着目し,満州事変と昭和恐慌という二大危機を前に崩壊した政党内閣の研究史にあらたな分析視角から迫る.


目次

序章 課題と方法
第I部 政党内閣期以前における統合
第一章 「牧民派」秩序の形成と動揺
第II部 政党内閣期における統合強化構想の展開と挫折
第二章 二大政党の統治構想と統合強化問題
第三章 「法科偏重」批判の本格化と政党内閣
第四章 政党内閣期の予算統制構想
第III部 政党内閣と現業官庁・技術官僚
第五章 政党内閣と現業官庁——逓信省を中心に
第六章 政党内閣と技術官僚——工政会と土木系技術官僚を中心に
結章 政党内閣の崩壊とその後の展望


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