日本人の法生活 日本国制史研究III
石井 紫郎：著
A5判 512ページ
価格：8,580円 (消費税：780円)
ISBN978-4-13-031181-6 C3032
奥付の初版発行年月：2012年04月
価格：8,580円 (消費税：780円)
ISBN978-4-13-031181-6 C3032
奥付の初版発行年月：2012年04月
内容紹介
『権力と土地所有』（1966年），『日本人の国家生活』（1986年）につづく日本国制史研究三部作完結．「法生活」（Rechtsleben）という概念を核にして，日本人のアイデンティティー，土地所有，裁判をテーマに13篇の論文をまとめる．24年ぶりの待望の論文集．
目次
はしがき
第一部 日本人のアイデンティティーと法生活
第一章 日本人のアイデンティティーと歴史認識覚書
第二章 「イエ」と「家」
第三章 戦士身分と正統な支配者
第二部 所有の法生活
第四章 財産と法
第五章 ゲヴェーレの学説史に関する一試論
第六章 「知行」論争の学説史的意義
第七章 「知行」小論
第八章 西欧近代的所有権概念継受の一齣
第九章 占有訴権と自力救済
第三部 裁判に見る法生活
第一〇章 「かむやらひ」と「はらへ」
第一一章 外から見た盟神探湯
第一二章 ウケヒについての覚書
第一三章 古代国家の刑事「裁判」素描
附論 「儀礼か法か」または「儀礼と法」