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ケアが織りなす関係シリーズ福祉社会学4 親密性の福祉社会学

シリーズ福祉社会学
シリーズ福祉社会学4 親密性の福祉社会学 ケアが織りなす関係

A5判 272ページ
価格:3,850円 (消費税:350円)
ISBN978-4-13-054139-8 C3336
奥付の初版発行年月:2013年08月

内容紹介

ケアをめぐる諸問題は,福祉社会学においてもっとも重要な関心事である.家族機能が変容する現在,生老病死において生じるケアの関係は,親密性の世界に独自かつ多様な展開をみせている.子ども・高齢者・障害者・病者をめぐるケアの現実をとりあげ,福祉社会学における課題にこたえる.


目次

1章 ケア関係の社会学——家族のケア・社会のケア(庄司洋子)
I 現代家族の子育てと支援
2章 児童虐待という問題の構築(上野加代子)
3章 子育て支援と家族政策——家族主義的福祉レジームのゆくえ(相馬直子)
4章 ひとり親世帯をめぐる分断の諸相(湯澤直美)
5章 首都圏からの原発避難(加藤朋江)
II 介護・介助・看護——家族の意味と限界
6章 自立と介助——ありふれた日常のなかで(時岡 新)
7章 看取りの社会学(三井さよ)
8章 男性介護者の増大と家族主義福祉レジームのパラドクス(春日キスヨ)
III 家族ケアと専門職ケア
9章 親密性と共同性——「親密性の変容」再考(野口裕二)
10章 ケアラーという存在(木下康仁)
11章 インフォーマルなケアの構造(稲葉昭英)
12章 社会サービスとしてのケア——シンプルな社会設計こそが社会サービスを機能させる(天田城介)


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