内容紹介
建築内部の温湿度環境は居住の重要な要素の一つである.本書では,室温形成の理論から断熱,日射遮蔽,太陽熱利用などの省エネ方法論,そして湿度環境や結露現象まで総合的に解説する.省エネ社会,また脱地球温暖化のため,研究者・実務者必携の一冊である.
目次
第1章 環境時代における建築環境工学
第2章 人体と熱環境
第3章 建築部位の伝熱特性
第4章 定常伝熱モデルと住宅の省エネルギー基準
第5章 日射と太陽エネルギーの利用
第6章 湿気と結露防止
第7章 蓄熱と室温変動
第8章 暖冷房とヒートポンプ
エピローグ——建築の熱環境設計へ展開するために