会社荘園制 アメリカ型ウェルフェア・キャピタリズムの軌跡
A5判 576ページ
価格:8,250円 (消費税:750円)
ISBN978-4-8329-6051-0(4-8329-6051-2) C3034
奥付の初版発行年月:1999年07月 / 発売日:1999年07月下旬
価格:8,250円 (消費税:750円)
ISBN978-4-8329-6051-0(4-8329-6051-2) C3034
奥付の初版発行年月:1999年07月 / 発売日:1999年07月下旬
内容紹介
大企業は現代の荘園である. そこでは会社という領主が従業員を領地に囲い込み,近代的な装いと内実をまとったさまざまな庇護を施す.かつてのウェルフェア・キャピタリズムが現代の「新しい」雇用慣行とノンユニオン・モデルに如何に連結したかを解明・理論化した問題作.
著者プロフィール
ジャコービィ,S.(ジャコービィ,S.)
ニューヨーク市生まれ.
ペンシルヴェニア大学を卒業後,カリフォルニア大学バークリ校で経済学博士.
カリフォルニア大学ロスアンゼルス校(UCLA)アンダーソン経営大学院教授.
内田 一秀(ウチダ カズヒデ)
札幌大学経営学部教授.アメリカ労使関係論専攻
中本 和秀(ナカモト カズヒデ)
札幌大学経営学部教授.イギリス経営史専攻
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
ウェルフェア・キャピタリズムの日米比較—日本語版読者への序文
第 1章 ウェルフェア・キャピタリズムの到来
第 2章 ウェルフェア・キャピタリズムの現代化
第 3章 過去を保つ—イーストマン・コダック
第 4章 やり方を変える—シアーズ・ローバック
第 5章 会社組合を鍛え直す—トムソン・プロダクツ
第 6章 荘園を越えて—政治と世論
第 7章 労使関係の冷戦—1950年代以降のウェルフェア・キャピタリズムと労働組合運動
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