魂のライフサイクル 増補新版 ユング・ウィルバー・シュタイナー
西平 直:著
四六判 264ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-013305-0 C1011
奥付の初版発行年月:2010年05月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-013305-0 C1011
奥付の初版発行年月:2010年05月
内容紹介
〈わたし〉はどこから来てどこへ行くのか.〈わたし〉とは何なのか.心とは,魂とは,死とは.永遠の問いに,ユングは,ウィルバーは,シュタイナーはどう答えるのか.『エリクソンの人間学』などの著者による,発達研究と輪廻思想をつないだライフサイクルの思想研究.増補新版として新たに刊行.
目次
序 発達と死・死と輪廻——円環的ライフサイクルの理論モデルを求めて
Ⅰ ユングから見たライフサイクル
1 個性化というものの見方——「魂」の「発達」をどう見るか
2 個性化プロセスの完了としての死——ユングのライフサイクル論
3 死後の魂・魂の中の死——「『チベット死者の書』解説」をテクストにして
Ⅱ ウィルバーから見たライフサイクル
1 トランスパーソナルというものの見方——『アートマン・プロジェクト』の理論地平
2 『アートマン・プロジェクト』というテクスト——ウィルバーのライフサイクル論
3 トランスパーソナルの地平から見た死の問題
Ⅲ シュタイナーから見たライフサイクル
1 人智学というものの見方——「目に見えない(超感覚的)」次元について
補論 シュタイナーの認識論——いかに超感覚的認識に至るか
2 子どもの発達と死後の問題——シュタイナーのライフサイクル論
3 「生まれ変わり」のライフサイクル——霊的向上のパラダイム
結び ライフサイクルの人間学のために
「魂について学ぶ自分が、魂の中にいる」ということ——この本を触媒として