主産地形成と商業資本
川村 琢:著
A5判 372ページ
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-8329-0601-3(4-8329-0601-1) C3033
奥付の初版発行年月:1971年09月 / 発売日:1971年09月下旬
価格:2,200円 (消費税:200円)
ISBN978-4-8329-0601-3(4-8329-0601-1) C3033
奥付の初版発行年月:1971年09月 / 発売日:1971年09月下旬
内容紹介
“農業市場論とは,資本主義の段階でとる農業の市場対応の為の生産の形態と,それに結びつく商業資本の機能の変化,流通機構の変化,いいかえれば商業資本の形態変化を研究対象とする”.マルクス経済学の立場から,農業市場論を体系化しようと試みた労作.
著者プロフィール
川村 琢(カワムラ ミガク)
1908年生まれ.
1932年,東北帝国大学法文学部経済学科卒業.
北海道農会技師,北海道農業会調査課長,北海道厚生農協連参事などを経て,
1962年,北海道大学農学部教授.
北海道大学名誉教授.経済学博士.
目次
Ⅰ 農産物の主産地形成 (1)
1 農産物の主産地形成
2 北海道農業の展開と主産地形成
3 戦後における主産地の発展
4 最近の主産地化の動向
Ⅱ 農産物の主産地形成 (2)
1 北海道の米の主産地
2 酪農における主産地形成
3 りんご主産地の展開過程
4 豆類生産の展開と主産地形成
Ⅲ 農産物市場と商業資本
1 農産物市場と商業資本
2 農産物市場における商業資本の機能と流通機構
3 成長農産物の市場問題
4 商業資本と信用
Ⅳ 農産物取扱商業資本の諸形態
1 農産物販売組合の性格
2 酪農の発展と農業協同組合の対応
3 中央卸市場と商業資本
4 19世紀末農業恐慌とドイツ取引所