シンポジウム アイヌ その起源と文化形成
B6判 298ページ
価格:1,320円 (消費税:120円)
ISBN978-4-8329-3011-7(4-8329-3011-7) C1039
奥付の初版発行年月:1972年04月 / 発売日:1972年04月下旬
価格:1,320円 (消費税:120円)
ISBN978-4-8329-3011-7(4-8329-3011-7) C1039
奥付の初版発行年月:1972年04月 / 発売日:1972年04月下旬
内容紹介
真のアイヌ像の認識なくして「アイヌ問題」の根底的把握は不可能である.これまでヴェールに包まれてきたアイヌ学の根源について人類学・考古学・民族学・言語学各分野のメンバーが,最新の仮説・方法論を縦横に展開する白熱のシンポジウム.各紙誌にて絶賛.
著者プロフィール
埴原和郎(ハニハラ カズロウ)
札幌医科大学助教授(法医学教室).自然人類学・法医学専攻.
主 著:
人類学読本(共著)
骨を読む
藤本英夫 (フジモト ヒデオ)
1927年生まれ.
1950年,北海道大学法文学部卒業.
日本民族学会理事.考古学・民族学専攻.
主 著:
天才アイヌ人学者の生涯
北の墓
浅井 亨 (アサイ トオル)
1930年生まれ.
1957年,東京大学文学部言語学科卒業.
北海道大学文学部助手(言語学教室).言語学専攻.
主 著:
「アイヌ語の文法」 (『アイヌ民族誌』所収)
目次
1 アイヌ論への招待
2 石器時代の彼方に
3 崩壊と抵抗の歴史
4 葬制の系譜
5 アイヌの骨を読む
6 衣食住の伝統
7 物質文化をさぐる
8 北方とのつながり
9 アイヌ語を考える
10 プロトアイヌ農耕論
11 アイヌ文化の形成