WEB大学出版第51号をお届けします
ご一読下さい
《 特 集 》
学術書の未来へ
学術専門書・雑誌は、もともと限られた研究分野の限られた読者のためにつくられるものであり、初めから本の刊行の成立自体が難しいジャンルといえます。それに加えて、出版界全体が5年連続のマイナス成長を決定づけられた現状にあります。
学術専門出版社が今後とも良書を発行しつづけるためには、状況を打破するさまざまな戦略を駆使していかなければなりません。
逆境においても、打開策を次々に考え、打ち出していく人たちがいます。今回はそれらの言葉に耳を傾けてみましょう。
学術専門書の存在を脅かす、行き過ぎた複写利用問題への対処法。編集者のスキルアップや生産性の向上を実現するパソコン機能のフル活用。インターネットの特性を利用したEbookという新しい媒体の可能性。学術専門書を継続的に刊行していくうえで重要な役割を果たす出版助成制度の改革への提言。
これらの切り口から、生き残りをかける学術専門書の未来について考えてみたいと思います。
《 INDEX 》
*ご覧になりたい項目をクリックして下さい*
〈 能楽の四季 冬 〉
*雪の舞:中西 通
〈 特 集 1〉
*学術出版と著作権の今後:金原 優
〈 特 集 2〉
*これからの学術書編集:西谷能英
〈 特 集 3〉
*学術書電子書籍Ebook出版の動向
新しい本のかたちを創り出す試み:山本俊明
〈 特 集 4〉
*助成出版と大学出版部
科研費補助金の分析を中心に:小野利家
〈 科学する目 4〉
*動物の速さ:青木淳一
〈 歩く・見る・聞く知のネットワーク 24 〉
*上海「大韓民国臨時政府旧址」博物館:後藤健介
*大学出版部ニュース
〈 製作の現場から[26]〉
*上海のトイレで考えた
〈 デジタル出版最前線[4]〉
*ディジカメって何?
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