WEB大学出版第53号をお届けします
ご一読下さい
《 特 集 》
生涯学習発大学出版部行き
生涯学習は1965年にポール・ラングラン(当時、ユネスコ成人教育局)が提唱したことにより、世界に広がる概念となりました。
大学における生涯学習事業といえば、公開講座が代表的なものですが、日本の四年制大学699校、短大499校の約8割が何らかの形で開講しています。
いまやこれだけ大学に根づいている公開講座も、収益を上げているものはそのなかでもほんのわずかです。ほとんどの大学は学校経費の持ち出しにより成り立っているのです。それでもなぜ大学は生涯学習事業に取り組むのでしょうか。
私ども大学出版部の立場からみると、大学公開講座は、大学の社会貢献的役割、収益性・広報性の可能性を担う事業という点で、非常に近い存在にあります。
今回の特集では、大学における公開講座の実態を把握し、モデルとすることから、大学出版部が学校組織とのかかわりのなかで、どのような可能性をもっているのかをみてみたいと思います。
《 INDEX 》
*ご覧になりたい項目をクリックして下さい*
〈ブルースの四季 夏 〉
*害虫の歌:湯川 新
〈 特 集 1〉
*日本の大学公開講座:瀬沼克彰
〈 特 集 2〉
*教材活用の実態から:阿部賢典
〈 特 集 3〉
*大学の価値は上がるか――広報機能からみた公開講座:近藤真司
〈 特 集 4〉
*出版部と生涯学習事業がめざすもの:高野修司
〈 科学する目 6〉
*騙しのテクニック:青木淳一
〈 歩く・見る・聞く知のネットワーク 26 〉
*川越「小江戸」散策:杉田雄規
*大学出版部ニュース
〈 製作の現場から[28]〉
*文字体系とデジタルデバイド
〈 デジタル出版最前線[6]〉
*デジタル的な本のあり方とは
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