越境する知
文化の市場:交通する
A5判 320ページ
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-003405-0(4-13-003405-7) C130
奥付の初版発行年月:2001年06月
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-003405-0(4-13-003405-7) C130
奥付の初版発行年月:2001年06月
内容紹介
私たちの生は,絶えざる市場の力に晒されている.出版,メディアから遊び,スポーツ,性まで,市場のなかで身体,言説,権力はいかに交わり,近代知のシステムはいかなる亀裂を生じさせているか.
目次
プロムナード(栗原彬・吉見俊哉)
[I]交通/資本
1社会から空間へ(間宮陽介)
2グローバル化の中の東アジアメディア交通(岩渕功一)
3停滞する資本主義のために——の準備(立岩真也)
[II]言葉/イメージ
4投機/思索(speculation)の対象としての文学(紅野謙介)
6情報誌の仕掛けと子どもの遊び文化(森下みさ子)
5書物の流通システム(田口久美子・森まゆみ)
[III]性/身体
7ゲイのこえ(キース・ヴィンセント)
8「性の市場」という神話(大越愛子)
9スポーツする身体の市場(清水諭)