公共哲学
自治から考える公共性
A5判 432ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-003431-9(4-13-003431-6) C330
奥付の初版発行年月:2004年07月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-003431-9(4-13-003431-6) C330
奥付の初版発行年月:2004年07月
内容紹介
人びとの自治世界を形成するためには,何が求められているのか.市民的公共性は21世紀転形期にいかなる転換を示しているのか.具体的現実と相わたる公共世界の構築の要となる「自治」に焦点を当て,公共性の更なる探究を目指す
目次
はじめに(西尾 勝・小林正弥)
発題I 近代の変容と市民的公共性(篠原 一)
発題II 公共概念の転換と都市型社会(松下圭一)
発題III 「公=行政官僚制」批判(新藤宗幸)
総合討論I (コーディネーター:金泰昌)
発題IV 分権改革による自治世界形成(西尾 勝)
発題V 身近な公共空間(大森 彌)
発題VI 戦後民主主義の政策形成における公共性(山口二郎)
総合討論II (コーディネーター:金泰昌)
総合討論III (コーディネーター:金泰昌)
発展協議 (コーディネーター:金泰昌)
特論I 田中正造における自治と公共性(小松 裕)
特論II 教会の自治(稲垣久和)
特論III 「土地」を通して考える「自治」と「活私開公」(寺尾美子)
特論IV 現代地方民主主義論(金泰昌)
おわりに(金泰昌)