知の生態学の冒険 J・J・ギブソンの継承
知の生態学の冒険 J・J・ギブソンの継承5 動物 ひと・環境との倫理的共生
谷津 裕子:著
四六判 224ページ
価格:3,630円 (消費税:330円)
ISBN978-4-13-015185-6 C3311
奥付の初版発行年月:2022年06月 / 発売日:2022年06月上旬
価格:3,630円 (消費税:330円)
ISBN978-4-13-015185-6 C3311
奥付の初版発行年月:2022年06月 / 発売日:2022年06月上旬
内容紹介
近年、動物とひととの関係性にする問題が様々な場やレベルで深刻化している。その解決のための一助として、ひとから見える動物のありようを描き出し、動物の見え方が異なる構造をアフォーダンス理論を用いて整理の上、ひとと動物、環境の倫理的共生の可能性について展望する。
著者プロフィール
谷津 裕子(ヤツ ヒロコ)
宮城大学人間・健康学系看護学群教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序
第1章 ひとから見える動物の多様なありよう
1 動物園の動物たち
2 畜産動物たち
第2章 ひとから見える世界、動物から見える世界
1 ひとから見える動物
2 動物の見え方の違いを生み出す構造:アフォーダンスの視座から
第3章 ひとと動物、環境の倫理的つながり
1 主観主義のわな
2 善悪は実在する
3 財産としての動物
4 動物はひとと同等の地位を持つ
5 動物の声となる知識
6 動物の声となる共感
7 共感と身体
8 共感を妨げる要素
9 「なりきる」体験
10 共感のつらさ
11 アニマリズムの視点