東京大学コレクション
石の記憶−ヒロシマ・ナガサキ 被爆試料に注がれた科学者の目
田賀井 篤平:編
その他・規格外 256ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-020217-6(4-13-020217-0) C304
奥付の初版発行年月:2004年04月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-020217-6(4-13-020217-0) C304
奥付の初版発行年月:2004年04月
内容紹介
1945年9月,原子爆弾災害調査特別委員会が設立され,東大名誉教授渡辺武男をリーダーとする物理班地学グループは翌10月に広島・長崎で調査を開始した.本書は渡辺が収集した被爆試料(瓦,石,建造物破片),メモ,地図,写真を収録し,科学者が広島・長崎で何を見,何を考えたかを明らかにする.
目次
はじめに(高橋進)
「石の記憶—ヒロシマ・ナガサキ」の企画(田賀井篤平)
序章 爆心にて
原子爆弾災害調査研究特別委員会(田賀井篤平)
第一章 科学者の目
渡辺武男のフィールドノート(田賀井篤平)/渡辺12景(橘由里香)
第二章 被爆調査団の調査環境
被爆調査団の調査環境(橘由里香・田賀井篤平)/被爆試料の記載(玄蕃教代)
第三章 現代の科学者の目
「石の記憶」解明へのフィールドワーク(田賀井篤平)/挿話としての展示プロジェクト
「石の記憶/建築の継承」(菊池誠)
第四章 未来の科学者の目
モノを活かす 博物館でできること・すべきこと(橘由里香)