明清交替と江南社会 17世紀中国の秩序問題
A5判 320ページ
価格:6,160円 (消費税:560円)
ISBN978-4-13-021066-9(4-13-021066-1) C302
奥付の初版発行年月:1999年12月
価格:6,160円 (消費税:560円)
ISBN978-4-13-021066-9(4-13-021066-1) C302
奥付の初版発行年月:1999年12月
内容紹介
明末清初の激動のなかで,地域社会のエネルギーは,いかに秩序の危機から再構築へと動いたのか.江南の地方史料を読みこんで,その動態をいきいきと活写.鮮烈な時代像を立ちあげ,明清史研究に新生面を切り拓く.
目次
序
第1章 明末清初の地方社会と「世論」
第2章 明清時代の郷紳
第3章 明末社会と陽明学
第4章 「五人」像の成立——明末民変と江南社会
第5章 崇禎十七年の江南社会と北京情報
第6章 清初松江府社会と地方官たち
第7章 『歴年記』に見る清初地方社会の生活