遺丘と女神 メソポタミア原始農村の黎明
西秋 良宏:編
B5判 192ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-021072-0 C302
奥付の初版発行年月:2008年02月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-021072-0 C302
奥付の初版発行年月:2008年02月
内容紹介
古代文明の発祥地メソポタミアで日本が発掘調査を開始してから50年が経過した.遺丘調査や発掘された収集標本の分析成果を環境・植物・動物・モノ・超自然界などの多方面から平易な文章で言及しただけでなく,写真や図版を豊富に用い視覚的にも楽しめるものになっている.
目次
テル・サラサーテから50年——序にかえて
遺丘 テルの話
環境 過去二万年間の気候変動の復元
植物 西アジア先史時代の植物利用
動物 西アジアにおける動物の家畜化とその発展/羊毛のドメスティケーション
モノ バイロテクノロジーのはじまり/西アジアにおける土器の起源と展開/「カンバス」としての土器/石と金属
超自然界 人・祖先・動物
[コラム]日干し煉瓦の建物/気候温暖化と定住/鎌刃と橇刃/毛織物の圧痕/土器工房/現在も作られる土偶
標本目録/英文要旨