中世ヨーロッパを生きる
四六判 322ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-023051-3(4-13-023051-4) C102
奥付の初版発行年月:2004年02月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-023051-3(4-13-023051-4) C102
奥付の初版発行年月:2004年02月
内容紹介
中世のヨーロッパ,そこは時空を隔てたまったく異質な世界でありながら,どこか共感を見出せる世界かもしれない.中世世界に生きる人びとと喜び,悲しみ,驚き,怒り,恐れをともにすることから,その歴史を学びはじめる入門書.
目次
中世の扉を開けよう!(甚野尚志・堀越宏一)
I 自然と人間
中世アイリッシュ海風雲録(有光秀行)
アルビオンの森林史話(遠山茂樹)
水車は領主のものか(堀越宏一)
災害を前にした人間(甚野尚志)
II 日常生活の作法
衣服の色と文様が語る中世の感性(徳井淑子)
フォーク誕生の秘密(池上俊一)
騎士の住む城,暖炉のある農家(堀越宏一)
III 人びとの絆
母とこども(高橋友子)
「老いと病い」を生きる(河原温)
遺言にみる中世人の世界(亀長洋子)
職人兄弟団(佐久間弘展)
IV 出会いのかたち
楽師伝説(上尾信也)
書簡とコミュニケーション(甚野尚志)
巡礼と観光(関哲行)
写本絵画の物語叙述とテキスト(前川久美子)