ミドハト・パシャ自伝 近代オスマン帝国改革実録
A5判 400ページ
価格:8,580円 (消費税:780円)
ISBN978-4-13-026175-3 C3022
奥付の初版発行年月:2023年02月 / 発売日:2023年02月上旬
価格:8,580円 (消費税:780円)
ISBN978-4-13-026175-3 C3022
奥付の初版発行年月:2023年02月 / 発売日:2023年02月上旬
内容紹介
オスマン帝国の近代化に貢献した改革派の政治家ミドハト・パシャ(1822?1884年)が晩年に綴った手稿を原典から訳出する。改革に向けた実践であるミドハト憲法発布、さらにはヨーロッパ列強とのせめぎ合いなど、内治外交の当事者の視点から明らかにされている。タンズィマートと呼ばれる近代化改革が見渡せる一級史料。
著者プロフィール
佐々木 紳(ササキ シン)
成蹊大学文学部教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
編者アリ・ハイダルによる献辞/緒言
ミドハト・パシャによる序文
第一章 生い立ちとニシュ州総督時代
第二章 トゥナ州知事時代と国家評議会議長時代
第三章 バグダード州知事時代
第四章 一度目の大宰相時代とその後の混迷
第五章 二度目の大宰相時代と基本法の制定
第六章 国外追放、シリア州知事時代、アイドゥン州知事時代
ミドハト・パシャによる付記
ミドハト・パシャのターイフへの配流
ミドハト・パシャとダーマト・マフムト・ジェラーレッティン・パシャの殉難の様子
編者アリ・ハイダルによる補遺
訳者解題
ミドハト・パシャ略年譜