打製骨器論 旧石器時代の探求
B5判 304ページ
価格:13,200円 (消費税:1,200円)
ISBN978-4-13-026201-9(4-13-026201-7) C302
奥付の初版発行年月:2001年01月
価格:13,200円 (消費税:1,200円)
ISBN978-4-13-026201-9(4-13-026201-7) C302
奥付の初版発行年月:2001年01月
内容紹介
野尻湖において発見された骨器を出発点に,世界各地で出土した骨器を精査.道具体系のなかに骨器を正確に位置づけ,石器中心で考えられてきた旧石器時代像を書き替えようとする労作.豊富な骨器の図版は,旧石器時代研究のための新たな体系的資料としても貴重.
目次
I比較の方法
1文化の広がりの重層性と比較の方法
II骨の変形に関する基礎的研究
2動物骨の変形についての問題状況
3骨の変形・破砕の原理
4考古資料を例とした骨破砕の実験
III旧石器時代の打製骨器
5中部ヨーロッパ
6アジア
7日本列島
8旧石器時代打製骨器の諸特徴
IV古生態の推定と理論的課題
9現生態と古生態
10理論的課題