フェミニストたちの政治史 参政権,リブ,平等法
大嶽 秀夫:著
4月6日 296ページ
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-13-033106-7 C1031
奥付の初版発行年月:2017年02月
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-13-033106-7 C1031
奥付の初版発行年月:2017年02月
内容紹介
いま拡散しバックラッシュの危機にもあるというフェミニズムは, 何と闘い何と和してきたのか.主要人物・事件・ 女性学の展開を追い,リベラリズム,社会主義,戦時体制そして「ネオリベ」へと続くうねりのなかで,身体・家庭の政治,国家の政治と葛藤してきた流れを,「我々の政治史」として理解する.
目次
序 章 フェミニズムとは何なのか
I 第一波フェミニズムと女性参政権運動
1 イギリスの女性参政権運動
2 フランスの女性参政権運動
3 日本の女性参政権運動
II 第二波フェミニズム——アメリカと日本のリブ
4 アメリカにおけるウィメンズ・リブとその後
5 日本の「ウーマン・リブ」とその後
III ネオリベラリズムとポピュリズムの時代の日本の女性政策
6 男女雇用機会均等法から男女共同参画社会基本法へ
7 家庭内暴力の争点化からDV法制定・改正,そして児童虐待防止法へ——アメリカと日本の経験
IV フェミニズムに対するバックラッシュ
8 アメリカにおけるバックラッシュ
9 日本におけるフェミニズム・バックラッシュの登場と展開
結びにかえて
Feminists in the Modern Political History
Hideo Otake