目次

はじめに　（堀本武功・広瀬崇子）　
第一部　国家の形成
　第1章　運動から国家へ——南アジアにおける国家と国民の形成（長崎暢子）
　第2章　南アジアの憲法と国民統合——インド憲法を手がかりとして（孝忠延夫）
　第3章　南アジアにおける民主化と民主主義の運営（広瀬崇子）
第二部　民主政治の展開
　第4章　南アジア諸国における選挙と政党政治（近藤則夫）
　第5章　インドにおける分権化の進展（井上恭子）
　第6章　インドにおけるカースト政治——「利益集団」としてのカースト（三輪博樹）
　第7章　インド政治文化の展開——ヒンドゥー・ナショナリズムと中間層（近藤光博）
　第8章　パキスタンにおけるイスラーム政治（ムハンマド・ワスィーム／井上あえか訳）
第三部　国家運営のパフォーマンスと域外関係
　第9章　インドのシビリアン・コントロール——パキスタンとの比較を視野に入れて（伊豆山真理）
　第10章　南アジアにおける軍政——正当化の論理と背理（浜口恒夫）
　第11章　インド政治史への政治経済学的アプローチ（佐藤宏）
　第12章　九〇年代における印米関係の展開（堀本武功）